粗大ゴミの回収料金

つまり、石油の値上りで運送費が上がったらもたないな、ということが誰にでもわかるんですよ。 そういうものは安いからといって買ったりしない。
いまだから安いわけで、石油が切れてきたら大変なことになる。 そうするくらいなら自分がブラジルに行ったほうが早い。

たとえば、アフリカのツルカナ湖畔に住むツルカナ族は魚を捕って干物にして売っているんですね。 都子しか生えていない土地で水がありませんから、農耕はできません。
湖自体が塩水湖で、舐めるとと塩辛い。 アルカリ性が強いんですね。
それで、彼らに「いつから来たのか」と訊ねたら、100年も経っていない。 「魚がいなくなったらどうするか」とまた訊ねたら、「また引っ越す」と。
まるで遊牧民ですよ。 いま中国はブラジルの大豆を買っています。
いまはブラジルから大豆を積んで中国に運んでいるけれど、そのうち帰りの船が中国人を積んでブラジルに着くようになりますよ。 物流が大変になってくれば、食料を求めて人間が移動するようになるでしょう。
石油によるアメリカの繁栄は100年は持ったけど、エマニュエルートッドが『帝国以後』という本を書いたように、そろそろ終わりは見えていますよ。 それでどこへ動くかというと、グーグルでしょう。
彼らは新しい生き方を探さざるを得ないのです。 石油に依存した文明がもうどうにもならないことは、気の利いた連中には分かっている。
それで情報産業へ動いている。 情報戦略に関しても、日本はもっと考えるべきでしょうね。
さきほども述べたように、環境問題は安全保障問題そのものです。 憲法9条や核武装の問題とも、すべてリンクしていると僕は思いますよ。
たとえば先日、ロシアとウクライナの間で天然ガスの価格を巡る争いがありましたが、原発全廃を目指していたドイツが方針を転換しましたよね。 イギリスも潰すはずだった炉を潰すどころか新設する方向に転換した。
これらはすべて安全保障問題です。 つまり、天然ガスをロシアに頼ってしまうと、クレムリンの意向によって別なことで損をする可能性が生まれる。

だから選択肢は多くしておかないといけない。 これが安全保障であって、つまり石油問題であり、環境問題なのです。
だから、官庁が本気で取り組むべきことは、モノに徹することですよ。 石油がどれくらいあり、それが将来どこまで使え、炭酸ガスが増えてくればどのような効果があるのか。
つまらないけれども、そういった調査を地道にやることが、官庁の仕事です。 考えなければいけないのは、石油・水・食料ですよ。

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